父の墓参りへ行った。久々に晴天。暑かったのと風に当たったせいか、ひどい頭痛。帰宅して頭痛薬を飲んでも効かない。昨日は身体がだるくて今日は頭痛。体の調子が悪い日が続くと不安になる。
涼しい風に当たるだけでほぼ確実に頭痛になる。いつもは薬を飲めば治るんだけど…。どこも痛くなくてご飯が美味しい、それだけで人間、幸せだと思った。
父のお墓に手を合わせながら、おばさんとミーコがそちらへ行った(ミーコはたぶん)から、よろしくと心の中で呟いた。
余談だが、うちの父の墓は樹木葬というもので、プラスチックの筒みたいのを土に埋めて、上からお骨が入った巾着を入れてまた土をかぶせるという感じなのだが、墓石も薄い石のプレートに50人くらいは名前が入れられる感じになっている。一個の筒に入れられる人数は4人だったか、そのくらい。パッと見芝生の空間に隣り合って知らない方の筒がいっぱい埋まっているという、集合住宅みたいなお墓だ。
まわりには美しい花が咲き乱れ、撮った写真は言われなかったらどう見ても公園だ。でも、樹木葬にして良かったと思ったのは、お参りがしやすい。昔ながらのお墓とかだと、坂道とか、墓石までの段差がびっくりするくらいあったりで、年寄りが転んだりする。行くたびに墓石のまわりの雑草を抜いたり、墓石を洗ったりするのも中々の重労働だ。
父の墓はすぐ横に車がつけられるし、お墓まわりの花などの管理はやって下さるので、お参りに行ったときは仏花やビールを供え、お線香をあげて終了。5分もかからない…。
まあそれでも行って、心の中で父に語りかける時間は必要な時間。孫が大きくなったとか、みんな元気にやってるとか、父が空から見ていて安心してくれる気がする。帰り道、生前父が散々運転して連れて行ってくれたブックオフとか、スーパーとかの前を通ると、時の流れを感じる。