ミーコが使っていた猫用のトイレやキャリーケースなどを、屋根裏にしまった。エサや砂などは、近所のペットショップに聞いてみて必要であれば寄付してはどうか、という話が家族から出たが、私はまだ気持ちの整理がつかなくて「もう少し待ってほしい、すぐになくさないでほしい」と大泣きしてしまった。
それでも、少しずつ、少しずつミーコへの思いが落ち着きつつある。18年もの間、長生きしてくれて良かったという思い。あんなに可愛くて面白い猫と暮らせた日々を嬉しく思う。
もうすぐ夏休みが終わる。コロナ真っ只中が続いている中、学校始まるけどどうなっちゃうんだろう。
ミーコのことは忘れないけど、普段は忘れていく。そうやって、乗り越えていく。