片付けたり、片付けられなかったりの日々。

心療内科に通院するアラフィフ主婦が、色んな事を片付けたり片付けられなかったりするブログ

コロナ罹患

お久しぶりです。ついに私もコロナに罹ってしまいました。逆に今までよく逃げ切れたなぁ、とも思います。

 

その日は、朝早くから家族と車で滝を見に行って暑い中ハイキングコースのようなところを一時間くらい歩きました。暑い外とクーラーの効いた車を何度も往復。標高の高いところへも行って、だんだん咳が出始めました。

 

疲れたなぁ、と思っていましたが全身が痛いような感じで、帰りの車中も結局眠れず。地獄みたいな疲れのまま、帰宅しました。その日の夜。ワクチン接種の時みたいな暑さでのどが渇いて辛いのに、身体が動かず。やっとの思いで水分を取ったり、氷枕をしました。

翌日になり頭が痛いのと体が重いのと…熱っぽいので朝計ったら37.4くらいはあったでしょうか。辛すぎてこの辺からあんまり良く覚えてませんが、とにかく解熱鎮痛剤を飲んで氷枕を変えて、バナナとか食べて過ごしました。でも解熱鎮痛剤はあまり効いていない感じがしました。

 

翌日になる頃には、旦那さんも咳をし始めました。面白いくらいの感染力です。幸い、私が少しだけ軽快したので当番医を調べて、二人でお医者さんへ行くことに。発熱しているので、事前に予約をとりつけました。(そうしないと見てもらえない)そしてタクシーを呼ぼうとしたけど猛暑?で出払っているのか10件以上電話をかけてようやくとれたり、とにかく何もかもヤバい状況でした。タクシー、すぐ来てくれると思っていました。

なんとかタクシーを呼び、病院に着き発熱している人用のほったて小屋に案内されました。カーテンの隣の人は陽性でした。私達も鼻に綿棒をさされて、陽性でした。旦那さんも一緒だったのでそれがせめてもの救いでした。ただ、ついに自分もコロナに罹ってしまったんだというショックはなかなかの大きさでした。

 

あとこういうとき何が大変って、こんな時も問診表かかないとなんないってとこですね。メモにまとめていったけど結局なんかグダグダになりました。症状を時系列で簡潔にまとめるのは無理ですね。書き留める気力すらない。

 

子供のとある試験も、頑張ってきたのにうけられなくなってしまいました。その他色々と各所に断りの連絡を入れたりする作業は、自分で思っていた以上にストレスとなりました。

 

その日の夜、今度は下痢でお腹が痛くなりました。ただでさえ体調を崩しているのに、更に下痢でお腹が痛いなんて、耐えられません。救急車は熱中症の患者さんで手いっぱいだとメールが来ていました。旦那さんも具合悪くて頼れません。子どもや母にもし移すようなことがあったらどうしよう、タクシーさえもろくに捕まらない。絶望に近い恐怖心が私に襲いかかってきました。弱めのメンタルにおいうちをかけられた感じです。

「心細い、心細いよぅ」

子供の前ですが、下ったお腹を抑えながら泣きました。怖くてどうにもならなかった。そんな母親の姿を見て子供も泣いていました。できることあったら言ってね、と言われました。

多分ここが一番のピークかもしれません。

 

出すもの出したら、とりあえず落ち着きましたが、メンタルもやばくなっていたので頓服を飲みました。

 

発症から5日間は外出自粛ということで、外に出られないことで更に貯まるストレス。寝て起きても、メンタルがやられてしまい「でも、私コロナなんだ、」という諦めのような絶望のような不快な気持ちに悩まされ。

味覚もおかしくて、いつまでこれが続くのか、もとの生活に戻れるのか、今の時点ではわかりません。

ちなみにコロナで処方されたのは総合の風邪薬。だからといってただの風邪とは違う気がする。メンタルの薬も携えて、ひたすら日が過ぎていくのを待ちます。

病院のほったて小屋で、お薬を持ってきてくれた薬剤師さんに「コロナの人は増えていますか?」ときいたら、「増えてます、先週もピークの針振り切れてしまうくらい」、とお話してくださいました。ご自身もいつ移されちゃうかわからないような中で、こうして医療に従事している方々のおかげで私たちは助けられています。何度もお礼を言うことしかできませんでした。心の底からありがたいと思いました。

あと、旦那さんが落ち着くまではリビングのソファで寝たのですが、これも地味に辛かった。家庭内で隔離するって、そこそこ広くないと無理ですね。