片付けたり、片付けられなかったりの日々。

心療内科に通院するアラフィフ主婦が、色んな事を片付けたり片付けられなかったりするブログ

サポートが必要なクラスの子

子供の学校に用事があった帰り、校舎裏で鳴き叫ぶ子の声がした。見ると、2〜3年位の男の子が、「ぶっ殺してやる!ぶっ殺してやる!ワァ〜!!」と暴れていた。傍らで先生が必死になだめていたが、彼の怒りは収まらない。

少しサポートが必要なクラスの子なんだ、とすぐわかった。校庭で遊んでいる時に、お友達と何かしらのトラブルがあったのだろう。そして彼は頭にきてしまった、だけどその怒りをどうやって表現していいかわからず、出てきた言葉がおそらくぶっ殺してやる、という言葉なんだろうと推察した。

まだ小さくて可愛らしい容姿から何度も発せられる衝撃的な言葉に、胸が潰れそうになった。

彼もきっと、つらいだろう。怒りの鎮め方もわからない。ただただ、ムカついて、どうしていいかわからないなんて。先生も、全力で向き合っていた。「○○君、聞いて。ねぇ、○○君、聞いて」と目を合わせて話をしようとしていた。

私はそういったクラスの生徒さんのことは詳しくないのでよくわからないが、いわゆる養護学校へ通う子もいれば、うちの学校のように先生がサポートして、内容によっては普通学級の皆と一緒に過ごす子もいる。見た目には全然わからない子もいる。癇癪が少し強めとか、内面的なものだとそうだろう。

何もわからないくせに偉そうなことを言ってはいけないが、彼の怒りが少しでも収まっていって、いつかはコントロールできるようになって、親御さんや先生と笑い合えるひとときが増えることを願って止まない。