朝2時起きで、車で6時間かけて伊勢神宮へ。しかも土砂降り。車中はただただ眠く、おまいりはただただびしょぬれで寒かった。子供のレインコートを忘れたため、子供もびっしょびしょ。元号が変わるとか、もうどうでもいい。早く帰りたい。
宿泊するところも狭いベッド1つに家族全員で細くなって寝る。いま、50ｃｍもないところで横になってこのブログを書いている。この旅行の楽しさが見いだせない。今日、この細いスペースで寝れるのだろうか？ベッドと壁の隙間に落ちそうだ。
･･･何というか、元々国内旅行にあまり興味もない。GWでどこも混んでいて、ウンザリする。子供が珍しい電車を見れたことだけが救いだ。
そもそも、夜中に車を走らせてまで出かける必要があるのだろうか。夫に運転してもらっているので何も言えないが、この旅行を企画した夫の意図はどこにあるのか。子供のためか。どこか連れて行かないと不機嫌になる私のためか。それとも自分自身、車で長旅がしたかったのか。
私も幼い頃両親にあちこち連れて行ってもらったが、親は別にそれほど楽しくなかったのかもしれない。それでも、子供が笑顔を見せたり、少しでも思い出になればと思ったのかもしれない。
私の父はいま、老人ホーム的なところにいる。私や母の事もわかってんだかわかってないんだかという状態だ。だからもう、昔話をしてもわからない。昔、どんな思いで旅行に連れて行ってくれていたのか、もう聞くことはできないのだ。
まあ聞けたところで、ドラマみたいなすてきな返答が返ってくるような性格の人ではないけれども。だからまあいいや。生きててくれたら。最近はなるべくそう考えるようにしている。
