子供が学校へ行って、パパも今日は出社。よし、バルサン炊いてそのあいだ買い物行こう！と出かけたが･･･。
暑い中、急いでバルサンセットして2時間は帰れないぞ、なんて思ったのが心に負担を与えたのか、隣の駅の改札につく頃に来ました、久々のパニック障害。全身がヒヤっとして恐怖心にさいなまれて、呼吸がしづらい。やばいぞ、と思い近くのお店に入って、中のベンチで座る。薬は1錠、飲んできた。飲んできたのに、何でだ？頭のほうから気持ち悪くなって、息が出来なくなっちゃうような恐怖が消えない。消えない消えない。どうしようどうしよう。震える手で念のため財布からもう一錠薬を出して飲んだ。
･･･母は近所の医者へ出かけると言っていた。電話したらびっくりさせてしまうだろう。姉は？てか、電話して話しながら悪化しそうで出来ない。怖い怖い怖い。
お店の人！最悪お店の人に言って休ませてもらおう。私、実はパニック障害で、薬も飲んだんで10分くらい休めば落ち着くと思うんで休ませて下さい、って言えばいい。
ベンチから立ち上がってみたり、人のいない方向を向いてマスクをはずしてみたりした。店員さんに助けを求めようかどうしようか迷いながら店内を行ったり来たり。
エスカレーターを降りて、また別のベンチで座る。まだ苦しい。何故こんなに薬が効くまで時間がかかってるんだろう。恐怖心が消えないよう。タクシーで帰ろうかな。いやでも子供の上履きだけ買って帰らないと。だけど･･･。と悶々と考えているうちにすこーしずつ薬が効き始め、クーラーの涼しさを感じられるようになった。たぶん時間にして20分～30分位なのだが、本人にとってはこの時間は地獄。
やだやだやだやだこわいこわいこわい、っていう気持ちでいっぱいになり、なすすべがないのだ。
もう結構長いこと（3年くらい？）パニックの症状はでていなかった気がするけれど、負荷がかかるとやっぱでちゃうんだな、無理はダメだなと思った。
･･･それでも、店員さんに話せばいいんだ（言えなかったけど）、という思考が出来たことは前進かなと思った。以前の私だったらそのような考えに至れなかった気がする。頑なに周囲にパニックのことは隠そうとしてきたけれど、いまはもう笑い話に出来そうな気がする。
産前産後に精神的に不安定になったという話は、少し前にママ友にした。ママ友の反応は、どちらかというと理解を示してくれ、（このママ友がよい人だというのもあって）正直ホッとした。決して珍しい話ではなく、女性あるあるなのである。
