片付けたり、片付けられなかったりの日々。

心療内科に通院するアラフィフ主婦が、色んな事を片付けたり片付けられなかったりするブログ

散歩に行ったら不安感

今日はパパが出社なので、一人で近所を散歩。少し離れたスーパーまで行ってみようかと思ったけど、パニックの症状がでたら嫌なので、途中で引き返すことにした。遠くで遊ぶ園児の声が聞こえた。とっても楽しそうだな。
私の人生、いったいどうしてこんなことになってしまったんだろう・・・。涙が出てきた。・・・心の不調をキャッチしたので、すぐさま財布に入れてある頓服薬を飲む。
もう大丈夫、飲んだし。よし帰ろう。
30分で効いてくるはずだから。
・・・なんか苦しい気がしてきた。息ができなくなっちゃうんじゃないか、パニックの症状が出るのではという不安に支配されてしまった。
電車などの閉鎖空間でもない。散歩だし自分のタイミングで帰れるから、パニックになるはずがない。
けれど不安にさいなまれる。自分じゃコントロールが利かないのだ。

小さな公園を見つけたので、ベンチに座った。帽子とマスクで隠しながら、泣いた。もう散歩さえできないのか。みぞおちのあたりが千切られるような感じがした。とにかく、薬が効くまで時間を稼ぐしかない。好きなお笑いのYouTubeを見たり、歌を聴いたり必死で気を逸らそうとしたけれど、5分くらいしか出来なかった。
恐怖心が勝って、何も出来はしない。もうもはやなんで悲しいのかも、わからない。わからないけど涙が止まらない自分の病気が恐ろしい。

6割くらいしか回復してないけど、とにかくまた歩いて家に帰ることにした。涙がこぼれそうだ。もし知り合いにあったら困るので、あくびが出たことにしよう。
帰宅して、母に泣きながらことの顛末を話した。当たり前だが、私の話す内容のおそらく4割程度しか母には理解してもらえなかったと思う。知識があるわけじゃないから仕方がない。
産前どころか、たぶんもっともっと前から、私はメンタルが弱かった。下痢で腹痛になることが恐怖で目の前が真っ白になったり、就職先が決まらないことがしんどくて過呼吸になり、働くのが嫌で電車の中で目の前が真っ白になったり、流産の手術が怖くて怖くて仕方がなかったけれど「怖い」と言えずに泣くのを我慢したり、とにかく自分の思っていることを言えなかったりとりあってもらえなかったりして、精神科にかかるのが遅すぎたと思っている。

けどそれを年老いた母に責め立てるつもりはもう無い。てか、出来ないでしょう。もっと早く病院連れてってくれてたら、ここまでならなかったかもしれない、なんて。