片付けたり、片付けられなかったりの日々。

心療内科に通院するアラフィフ主婦が、色んな事を片付けたり片付けられなかったりするブログ

子供が骨折

お昼ご飯を食べてから、いつものように昼寝をしていたら、学校から電話がかかってきた。担任の先生から、うちの子が休み時間に遊んでて転んで手をついて骨が折れた、という。

 

電話を切ってから、ものすごい速さで支度をして学校へ。すでに腕を固定されて保健室で座る我が子。変な汗をかいている上に当たり前だが元気がない。

 

タクシーで病院へ。救急で受け入れをしてくれた。何がなんだか分からない中、今日手術をしてもらえることになった。ポッキリ折れた我が子の腕のレントゲンを見ながら、念のためにあらゆるリスクについての説明、書類にサインしまくる。

 

辛いのは子供だ。しっかりしなきゃ、私が。旦那さんにいつのタイミングで伝えたらいいか考えていたが、何かしらの結果が出てからかなあ、とかあと少しで仕事終わるからそれからのほうがいいかなあ、とか混乱した頭で考えていた。家を出るときに頓服を飲んできたので、とにかく気力だけで耐えた。

 

手術してギプスをして、家に帰るイメージでいた。するとドアの向こうで看護師さんと先生が「入院なんですが云々…」と聞こえてきてエッ!と思った。入院?入院すんの!マジで?どれくらい?私も付き添うのかな。入院は考えてなかったなあ、とビビった。

 

校長先生や副校長先生、担任の先生など総出でタクシーを見送ってくれた。

でも、なんで、なんでうちの子がこんなことになってしまったんだろう。一緒に来てくれた保健の先生が後ろに座っているけれど涙が止まらなかった。どうか、どうかうまく治してください…!としか考えられなかった。

でも子供の前では「大丈夫だよ、お友達もいるから、寂しくないよ」とポジティブな話をする私。まだ小さいのに、どれほど心ぼそいだろう。全身麻酔での手術となるとやはり怖い。

諸々終えて、子供が手術をしている間、仕事先に連絡したり書類を書いたり。

なるべく手術のことを気にしすぎないように、ラインしたりしてただひたすら待った。1時半に学校へ駆け付けてから、すでに4時間くらいが経っていた。外来が終わって、誰もいない廊下のベンチでひたすら待機。トイレ行ってみたり、下の売店で軽く食べるものを買ったり。

 

まだかかるなら、少しランドセルに頭乗せて少し休もうかな、と思ったところでやっと手術終了。うまくいった。子供に会いに行くと、まだ麻酔で結構眠そう。私の顔を見て「あーママ、」くらいは言ったが、眠そう。頑張ったね、明日また来るからね。などと話をした。

ついさっきやっとラインしておいた旦那さんが、車できてくれるというので待つことに。病院をあとにしたのは夜9時頃。

 

骨折って、こんなに大変なんだな、と思い知った。そして今更だけどやっと自分が母親になったような気がした。代わりのいないポジション。私しかいない役回りというか。でももっと早く、旦那さんに伝えたほうがよかった。旦那さんもまた、代わりのいないポジションなのだから。